テレビやレコーダーを購入したときに同梱されているB-CASカード。紛失や破損した場合、どこで新しいものを入手できるのか気になりますよね。
今回は、B-CASカードの販売場所や入手方法について詳しく調査しました。ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの家電量販店で購入できるのか、それとも他の方法があるのか、徹底的に解説していきます。
B-CASカードはどこで売ってる?買える販売場所を調査した結果
結論から言うと、B-CASカードは一般の小売店では販売されていません。ヤマダ電機やヨドバシカメラなどの家電量販店、ドン・キホーテのような大型ディスカウントストアでも購入することはできません。では、B-CASカードはどのように入手できるのでしょうか?主な入手方法は以下の3つです:
- 再発行申請
- テレビやレコーダーの購入
- 使用者変更手続き
1. 再発行申請
B-CASカードを紛失・破損した場合、発行元である株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS社)に再発行を申請することができます。再発行には2,310円(税込、2024年4月1日以降)の費用がかかります。再発行が可能なケース:
- カードの破損
- 紛失
- 中古機器の購入
- 盗難被害
申請はB-CAS社のウェブサイトで行うことができ、氏名や住所、所有機器の情報を入力するだけで簡単に手続きできます。
2. テレビやレコーダーの購入
新しいテレビやレコーダーを購入すると、B-CASカードが同梱されています。ただし、4K8K放送対応のテレビやレコーダーには、B-CASカードの代わりにACASチップが内蔵されているため、カードは付属しません。
3. 使用者変更手続き
中古のテレビやレコーダーを譲り受けた場合、B-CASカードの使用者変更手続きが必要です。B-CAS社のカスタマーセンターに連絡し、必要事項の確認と手続きの説明を受けられます。電話番号:0570-000-261(IP電話:045-680-2868)
受付時間:AM10:00~PM8:00(年中無休)
B-CASカードは通販で買うほうがお得!
実は、B-CASカードは通販サイトでも新品を購入することはできません。Amazon や楽天などの大手通販サイトでも、正規の新品B-CASカードは販売されていません。
ただし、中古のB-CASカードがオークションサイトなどで出品されていることがあります。しかし、B-CAS社は中古品の使用を推奨していないため、トラブルを避けるためにも中古品の購入はおすすめできません。
B-CASカードはどんな商品?
B-CASカードは、地上デジタル放送やBS/CS放送を視聴するために必要な ICカードです。主な機能は以下の通りです:
- 放送の著作権保護
- 有料放送サービスの管理
- 暗号化された映像信号の復号
B-CASカードの特徴:
メリット | デメリット |
---|---|
放送を視聴するために必須 | 紛失・破損時の再発行に費用がかかる |
有料放送の契約管理が容易 | カード読み取りエラーが発生することがある |
著作権保護に貢献 | 4K8K放送には対応していない |
B-CASカードについてのよくある質問
Q1: B-CASカードを紛失した場合、どうすればいいですか?
A1: B-CAS社のカスタマーセンターに連絡し、再発行の手続きを行ってください。
Q2: B-CASカードの寿命はどれくらいですか?
A2: 特に寿命は設定されていませんが、長期使用で不具合が生じる可能性があります。
Q3: 4K8KテレビにもB-CASカードは必要ですか?
A3: 4K8K対応テレビにはACASチップが内蔵されているため、B-CASカードは不要です。
Q4: B-CASカードのエラーが表示された場合の対処法は?
A4: カードの抜き差しや接点の清掃を試してみてください。改善しない場合は、B-CAS社に相談することをおすすめします。
Q5: 中古テレビを購入した場合、B-CASカードはそのまま使えますか?
A5: 使用者変更の手続きが必要です。B-CAS社のカスタマーセンターに連絡して手続きを行ってください。
まとめ
B-CASカードは一般の小売店では販売されておらず、主に以下の方法で入手できます:
- B-CAS社への再発行申請
- 新しいテレビやレコーダーの購入時に同梱
- 中古機器購入時の使用者変更手続き
紛失や破損の場合は再発行申請が最も一般的な入手方法となります。ただし、4K8K放送対応機器にはB-CASカードが不要なので注意が必要です。B-CASカードは放送視聴に欠かせない重要なアイテムですので、大切に取り扱いましょう。
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